一日の始まりに
【彼らはやはり暗い顔をして、背中を丸めていた。
新たな一日に対して、それがまだほとんど始まってもいないうちから、うんざりし疲れ果てているように見えた。】
一週間の始まり
一日の始まり
その時間に明るい顔をして
背筋を伸ばして
ワクワクして
元気に始められる人が
どのくらいいる?
かつてのわたしは
本当にそうだった
早起きも苦じゃない
毎朝が言い過ぎてるわけじゃなくて
キラキラに満ちてた
けどそんな時間
絶対に終わりがくる
今のわたしはそんな朝を迎えることはない
今日も目覚めてしまったんだと
ため息をつく
そのまま目覚めなければ良かったのに
そう思いながら
朝ごはんを作る
おかしい
目覚めたくないと思う人生なのに
ご飯は作らなきゃと思うなんて